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本日はご多忙の中、ヒートレスグラスシステム(HLGシステム)のWeb上説明会をご覧頂き誠にありがとうございます。私は、(株)コスモテクノロジー代表の小池義行です。よろしくお願いいたします。 |
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A ヒートレスグラスシステム |
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「ヒートレスグラスシステム」とは、
ガラス膜質(セラミック膜質)が常温で生成された無機質のトップコートを様々な基材に密着させるために専用のプライマー群を開発、下地処理方法まで明確にし、膜として基材の上に固着されるための材料および工法です。 (広辞苑)「セラミック」とは陶磁器類をいい。広義にはセメント・ガラス・煉瓦などを言う。
成形・焼成(高熱処理)の課程を経て得られる非金属無機材料の総称。 セラミック・ガラスは高熱処理により組成物を溶融し、急冷・固化され商品化された物です。 高熱処理過程を経なければ、セラミック・ガラス膜質は生成する事はできませんでした。 従来のセラミック製法の常識を覆したセラミック膜質・ガラス膜質製法、それが「ヒートレスグラス製法」です。(HeatLess・Glass⇒「熱処理を要さないガラス」という意味の名称です)
ヒートレスグラス製法は、
高温処理の必要はなく、「常温(私達が生活をしている通常の気温)」で
「セラミック膜・ガラス膜」を生成する画期的な製造方法です。 主剤、硬化剤、希釈剤、および空気中の水分。この4種の組成物が反応する事により、「セラミック膜・ガラス膜」が生成されます。このことは、大袈裟に申しますと、今までのセラミック・ガラスの製造に無くてはならなかった窯を製造過程から排除したと言うことではないでしょうか。 今現在、各方面から脚光を浴び始めている製法です。 |
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B ヒートレスグラスシステムの特徴 |
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それでは、次に、ヒートレスグラス・システムの特徴についてご説明いたします。
その前に、セラミックの特徴を少々復習しておきます。
セラミックには、無機質・耐熱性・耐食性・高絶縁性等の特徴を持っています。 |
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「無機質」とは 空気・水・鉱物類及びこれらを原料として作った物質の総称
「耐熱性」とは 熱に強いこと 「耐食性」とは 腐りにくいこと 「高絶縁性」とは 絶縁作用の高いこと 以上のことを頭の隅に置いてください。 |
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このセラミックの特徴を生かされて生成されたコーティング剤がこの「ヒートレスグラス」です。 では、具体的詳しくヒートレスグラスの特徴を説明いたします。 |
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1 無機質である |
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塗料の原料の多くは石油即ち有機物から生成されています。この有機物は今問題となっているダイオキシンの発生源だと言われています。また、限りある石油等の資源を大切にと、有機から無機へと原材料の転換が見直されています。 この無機質ヒートレスグラス・コーティングは環境問題等を考えたとき、「地球に優しい塗料である」と言っても過言ではないでしょう。この無機質塗料は将来主流となるものと私たちは確信いたします。
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2 光触媒工法も開発 |
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太陽光(紫外線)が壁面等の汚れに当たると、汚れが分解され、降雨によって分解された汚れを洗い流します。この効果を「光触媒効果」と言います。 ヒートレスグラス・システムは、各種無機バインダーの開発・ブレンドを得意とし、現在各社光触媒トップコートメーカー様より無機系バインダーの開発を依頼され、成功しております。無機質バインダーによって壁面や金属面の保護効果をもたらし、光触媒トップコートによるセルフクリーニング効果(光触媒効果)が加味され、耐汚染機能を保有し、長期にわたる建物の保護・美観維持効果を発揮します。 |
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3
セラミック特有のバリア効果を持ちます |
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耐候性
・・・・光沢保持率が高く、光沢の鮮やかさを損ないません。(つや消しもあり)
耐薬品性 ・・・・ 薬品に強い(苛性ソーダのような強アルカリには弱い)
耐水性
・・・・ ガラス質なので水等に強く、防水機能に優れています |
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4 硬度 3H〜9Hで非常に硬い。
また、各種用途に応じてカスタマイズ可能である。 |
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・一般的にガラスの化学式は「SiO2」とされています。弊社使用の代表的なトップコートはこのSiO2換算で約90%以上がO-Si-O結合の膜質であります。残りの10%弱の部分は人間で言うところの肘や膝のような部分「関節部分」「ジョイント部分」「可動部分」であると言えます。今まで「無機質系」と謳った塗料およびコーティング剤は多々ありましたが、一般有機塗料にセラミックパウダーを混ぜただけのものが多く、高度な反応理論に拠らないものも数多く存在しました。常温環境においてここまで無機率の高いコーティング膜質今まで実用化されていませんでした。 ・また、産業用途に応用の効くものも少なく、カスタマイズにより有機無機のハイブリッドタイプから、表面硬度9H(鉛筆硬度)(ガラスと同じ硬度)のタイプも開発されており、今後様々なメーカー様からの開発要請に応えて行きたいと考えております。 |
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5 耐熱性 |
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600℃〜2000℃ の熱に耐えることが出来ます。 |
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6 殺菌・防虫・防藻等の効果 |
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トップコートに相性の良い滅菌剤、有機無機の抗菌剤を添加することにより、安定した状態で様々な表面効果をもたらすことが可能です。衛生管理を重視される公共施設・病院・レストラン等人の集まる施設の内外装のコーティング、設備備品等へのコーティングにより衛生維持管理に効果を発揮します。 |
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7 その他の特徴 |
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落書き貼り紙防止対策 ・・・・ 落書きされた壁等をシンナーを含んだ雑巾等でふき取ることにより表面のクリーニングが可能で、落書き貼り紙防止対策としてこのコーティング剤を効果的に利用できます。 |
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